読売新聞大阪版に掲載されました  2017.4.13

以下掲載記事です


織り成せ泉州音楽文化…織物工場を改装 スタジオに


◇「思い切り演奏を」

新聞記事

トランクルームの一角に貸し音楽スタジオを設けた笹谷さん。「音楽で地元を盛り上げたい」と話す(貝塚市で) 貝塚市内で約60年にわたり織物工場だった建物の一部が貸し音楽スタジオに生まれ変わり、地域の若者を中心に利用が相次いでいる。1年間で約400人が会員になり、オーナーの笹谷徹さん(60)は「だんじり太鼓の練習なども含め、泉州地域の音楽好きの活動を後押しし、地元文化を支え育みたい」と夢を描く。
(斎藤孔成)

泉州地域は毛布など国内有数の織物産地。笹谷さんは大阪市内の建材メーカーで働いた後、祖父らが1949年に創業した織物会社の3代目として、97年に引き継いだ。

同社は積極的な事業展開をしていたが、安価な中国産に押され、経営は次第に悪化。業績は回復せず、笹谷さんは2006年3月に57年間続いた同社を廃業した。

工場建物をどう再活用すればいいか。内部を仕切るだけの少ない投資で、様々な荷物などを預かるトランクルーム事業を思いつき、06年秋から始めた。工場2棟のうち1棟(2階建て)を改装。低料金が評判を呼び、海外赴任する社員の家財道具を預かる依頼も舞い込んだ。08年には、もう1棟も同様に施し、計170室(広さ約3~30平方メートル)を整備した。

昨年3月には、その一角にドラムセットを備えた音楽スタジオを開設した。笹谷さんは、高校時代にオーケストラ部でトランペットを響かせ、大学時代はロックバンドでドラムを担当し、今でもライブハウスに足しげく通う音楽好き。「音や振動が大きいドラムは、練習場所が悩みの種。周辺に音楽スタジオは少なく、若者たちに思い切ってドラムがたたける環境を提供したかった」という思いも込められているという。

スタジオは広さ約40平方メートルで、壁の一部は鏡張り。「工場内の織機の騒音や振動対策にあれこれ知恵を絞った経験を生かした」と明かし、ドラムセットは振動が伝わりにくい特製台に置くなど、防音と防振に工夫を凝らした。

会員制で当初は利用が少なかったが、昨秋頃から増え始め、高校生から20歳代を中心に約400人に上る。バンド活動をしている高校生たちのほか、プロのドラマーも練習に訪れる。

笹谷さんは「地元にこんなに多くの音楽愛好家がいたなんて」と驚く一方、「ライブハウスや楽器店などと連携し、音楽で地域を盛り上げたい。ダンスや秋のだんじりシーズンでは太鼓の練習に利用してもらい、地域の文化の底上げにつながればうれしい」と話している。

営業は午前8時~翌午前0時。予約制で、1時間あたり1人500円、2人は1000円、3~10人は1500円(高校生以下は1000円)など。問い合わせは「スタジオ0724」(072-446-0798)へ。

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メディア掲載情報


2017.2.10 読売テレビ取材放送


2011.3.12 NHK取材放送

スタジオ案内

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店舗名 スタジオ0724
住 所 〒597-0042
大阪府貝塚市名越661
(トランクルーム貝塚 別館1F)
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営業時間 8:00~24:00
無料駐車場 最大7台
TEL / FAX TEL.072-446-0798
FAX.072-446-6535
E-mail info@sasatani.com